大阪へ 2014年度 その3 (行き 鈍行とプレミアムドリーム号P席、かえり 近鉄バス ギャラクシー号)

 5月2日、待ちに待った連休だ。この為に、4月終わりの連休は仕事に充てた。5月2日、1000mだけ泳いでから、18:23発の黒磯行きに飛び乗った。結構混んでいたので立ち席。しかし、安積永盛でハーフボックスが空いて、そこに座れるという幸運。ゆったりと本を読みながら過ごす。あっという間に時間が過ぎた。しかし今回は夕食を持ってきていないのでそこが気がかりだ。お酒には手をつけず本を読み耽る。定刻に黒磯に到着。黒磯からの接続列車はまだ来て居らず、結局7分遅れで入ってきた。折り返しに手間取り、やはり6分遅れとなった。205系メルヘン車。車端部に座ると、一昔前のぼこんぼこんした乗り心地が味わえる。こんな余計な改造をするより、新車を作った方が安かったのではないのか。故障も多いし。6分遅れで205系は走るが、モーターの五月蠅いこと五月蠅いこと。結局、20:26に宇都宮に到着した。次の快速列車のホームに急ぐ。ちょうど北斗星がやってくる時間と被った。ボックスシートを確保してやれやれ。本を読みながらくつろぐが、照度が足りない。上を見ると蛍光灯が外されていた。自治医大前の直前で急停車して、そのまま自治医大駅に徐行。前の列車が人身事故。この時点で1時間遅れても小山から新幹線にのれば大丈夫。1時間半遅れても小山から新幹線、新宿経由で乗ればバスは大丈夫。しかし少し焦る。幸いにして、10分程度の停車で出発。小金井駅での事故で、ホームが反対側であった。事故を起こしていたのは先程まで乗っていた205系の回送車であった。
 10分遅れを回復するべく、かなりの速度で走行する快速列車。こちらはすっかり気分が悪くなって、本も読めなくなった。遠ざかる街の光を見ながら、ノスタルジーに浸っていると、大宮。5分遅れにまで回復。そのまま赤羽まで乗り続ける。途中で臨時になったあけぼの号とすれ違い。随分短い編成になったものだ。赤羽までガラガラで本当に助かった。赤羽で夕食とお酒を買い込む。再び高崎線のボックスに乗車。先程の車両よりボックスが柔らかい。上野から山手線で、東京に着いたら発車の15分前であった。結構ギリギリだ。
 プレミアムエコドリーム91号は最前列を確保してある。渋滞して、プレミアムドリーム昼特急になるのが夢なのだが、果たしてどうだろうか。殺伐とした新幹線の大混雑より遙かにましだ。昨年は80分遅れだったが果たして。道路状況は、既に海老名から東京まで渋滞になっている。
広々したシートに腰をかけて、まずは乾杯。そして夕ご飯。食欲があるある。バスは国道20号に抜けて、新宿へ。既にコンセントに通電されているのが助かる。Wimaxルーターをセットして一番前へ。今日は電話がパケット制限されていてちっとも使えないからだ。2日間で1G以上テザリングで使ってしまったからだろう。iPadもどきでインターネットを見てみると、渋滞は更に延びていた。
 新宿に到着。23:40。なかなか発車できない。発券トラブルとのこと。結局、13分遅れて出発。日付を間違えてしまったのだろうか?当然満席。一路、大阪へ出発。前のカーテンを少しだけ開けて前面展望を楽しむ。国道20号は空いていた。山手通りもスイスイ。首都高へは乗らず、山手通りを246へ。駒場の横をエアロキングで通過。池尻大橋から高速へ乗った。三軒茶屋までは混雑するも、そのあと東京料金所手前まではスイスイ。しかし、東京料金所から渋滞は始まった。眠くなって寝てしまう。3時過ぎにアナウンスで起きると、足柄。3:20までの休憩。トイレを済ませて、また寝てしまう。よく寝たと思って起きると、7時少し前。3車線道路を走っており、四日市かと思ったが、まだ豊川。流石に眠れなくなり、すこしまた前のカーテンをめくってくつろぐ。バスは東名をそのまま走り、名神に。一宮名物渋滞に今回もはまり、養老に9時15分に到着した。15分休憩。女子トイレは大混雑しており、女性はバスの中のトイレを使うのが正解だろう。お茶を飲んでリフレッシュ。このままで行くと、昼前につきそうだ。
 9:30に養老を出発。関ヶ原はひたすら登りの渋滞。米原の合流でも渋滞。その後多賀付近は流れたが、竜王付近で長い渋滞。そして草津も渋滞していたが、バスが上手いコース取りでほとんど嵌らずに走行した。京滋バイパスに抜けたのが10:50頃。結構早く来た。喜んでいたが、久御山から第二京阪に入らなかったのが運の尽き。その先の名神茨木付近で追突事故をしており、そこを先頭の渋滞がなかなか進まない状態となった。逆に、吹田の渋滞は解消しており、スイスイ走れた。12:00に千里に到着。12:20に大阪に到着した。4時間半の遅れであった。すぐにプレミアムドリーム329号が続けて到着していた。むこうは約4時間の遅れ。第二京阪を使っていればという気もしたが、プレミアム席での13時間は疲れ知らずであった。横綱ラーメンを食べて帰ろうとしたが、大混雑しており、東梅田から谷町線天満橋天満橋からバスで帰宅した。ちなみにその日の夕方に、子供達と横綱ラーメンのリベンジを果たした。
 5月6日、娘に泣かれながら出発。20:27の京阪特急は補助席。比較的混雑している。枚方市でガラガラとなり、今日は丹波橋で乗り換え。近鉄線に歩いていくと、21:09の急行に間に合う。近鉄の車両は少し古めの1300型。シートがふわふわで気持ちがよい。京都まで10分の旅。21:19に到着。コンビニによって、おにぎりなどを調達して、ついでにお酒も買っておく。今日は禁酒のバスではないからだ。さくら高速バスは禁酒なのだ。
 ギャラクシー号は、21:44に改札を開始。フォレスト号が本務キング、2号車セレガであったのに対して、ギャラクシー号は本務セレガ、2号車キングだ。今日は福島交通の窓口の係員さんと諮って、キングのベストの席をセレクトしたがどうだろうか。やってきたのは、7102号車。以前のギャラクシー号の車両ではなかった。少しドキッとするが、車内見付はほとんど同じ。1階席の一番前は極めてゆったりしている。隣のおじさんも嬉しそうにいつものが来たと家族に電話をしていた。後ろは二人連れの大きなおっさんが座ったのでリクライニングはしない。それでも、足は伸ばし放題、鞄を上手く使うと、レッグレストから完全なフラットの状態となる。36人乗りで29人乗車。近鉄の場合、1Bと9Bは売らないから、残席は5席のみと高い乗車率。早めに購入して正解だった。
 お酒を飲んでのんびりしていると、コンセントがないことに気がついた。やれやれ。寝ることにして、もう一本開けると、土山に。22:45-23:05までの休憩。日本酒だと思って持ってきた酒が焼酎であり、既にベロンベロン。20分休憩ですっかり気分良くなり、車内に戻ってカーテンをセットするなり眠くなった。亀山ジャンクションまでは起きていたが、その後は夢の中。
 朝明るくて起きると、上河内。5:30まで熟睡。足が寒くなって起きた。毛布を巻き付けて二度寝。しゃっくりが止まらず難渋した。6:20に西郷、6:50に須賀川と停まり、郡山には7:09に到着した。20分早着で、朝マックを買って仕事場に出勤することができた。ギャラクシー号のベストの座席、流石に快適です。