大阪へ 2014年度 その16 行き帰り さくら高速バス

 2月6日、元々は自家用車で大阪へ行こうと考えていた。なぜならば、3月末で高速が有料になってしまうからだ。しかし、更に1年無料化されるとのことで、荷物はもっと道の状態の良い時に運べば良いと考えるに至った。折しも南岸低気圧で、大雪予報。ギャラクシー号にするか、さくら高速バスにするか、それとも列車にするべきか。行きは南岸低気圧で影響を受けにくい、さくら高速バスとして帰りは大阪で購入することにしていた。
 2月6日、当直明けで極めて眠く、自家用車で行かなくて良かったと胸をなでおろした。ついでに、帰路の2月8日の分のさくら高速バスを予約。これで、行き帰りとも4列バスという初の冒険だ。雪予報ははずれて、市内は大丈夫だったので一回帰宅して服を着替えて出発。21:55にバス停に行くと既にバスが。指定された席に着席。28人の乗車。22:05に定刻発車。2月1日に乗ったバスと同じバスだ。しばらく走ると、大きく左折してガソリンスタンドへ。305Lの給油をして出発。郡山インターから磐越道に道をとる。久々の4列バスでの大阪行きゆえにソラナックスマイスリーを内服。しかし、全然眠くならない。カーテンの隙間から外を眺めているうちにお腹が空いてきたので、ポテトを少し食べて、お茶を飲んでくつろぐ。少しうとうとした頃に黒埼に到着。0:30だ。トイレを済ませて、バスの外で用意した清酒を一合飲むと車内へ戻る。バス車内は禁酒なのだ。あっという間に寝てしまったようだ。起きるとすでに5時半。5時間熟睡。途中の休憩を覚えていない。バスは福井を走っていた。そして南条に到着。トイレを済ませて、朝ごはんを買い込む。おにぎりとパン。おにぎりを頬張ると、少しお腹が痛くなってしまった。失敗。それでももう一眠りすると、草津だった。京都には8:05に到着。トイレに行きたいなと思っていると、快調にバスは進んで8:30に桂川に到着。外は抜けるような青空。気分が良い。快調に走って、阪神高速道路経由で9:20、定刻に梅田に到着。中津駅までは徒歩1分。改札の外にトイレがあるので、バスの待合にも使えるぞ。御堂筋線谷町線南森町からバスを乗り継いで帰宅した。
 2月8日、子供達に沢山の料理の手伝いをしてもらって、沢山料理を作って出発。何でもやりたがるようになってきた。19:10に家を出ると、相当な冷え込み。大阪環状線大阪駅へ出て、三番街でトイレを済ませて茶屋町へ。一週間前と同じ動きをしている自分に笑ってしまう。バスは19:45頃やってきた。すぐに乗れて、寒い思いをしなくて良い。20:00定刻に出発。新御堂筋はいつもより混んでいて、名神高速道路もすこし車が多いようだ。京都には21:00に到着。開放休憩をしてくれるので助かる。トイレを済ませて、お店を冷やかすが、先週と比較してものがなくて何も買わない。バスは18人の乗車で出発。全員が一人がけできる余裕がある。交代運転士の休憩席の後ろは使えないようにしてあって、その代わり交代運転士がフルリクライニングして休めるようになっていた。本当はあそこまでリクライニングが深いのかとびっくり。京都東から高速へ。しばらくして寝ていたが、車体からガタガタと音がするようになったので見てみると、北陸道の雪。木之本を過ぎてからすぐに雪道。結構深い。刀根からの下り坂で事故をしており、一部渋滞。敦賀インターチェンジまでノロノロ運転。その後も、50キロ位のノロノロ運転が続き、南条には23:50の到着。SA内は水浸しで、大変なことになっていた。トイレを済ませて、寒さに震えながら車内へ。寝てしまう。次に起きると、有磯海。2:50までの休憩。まずまずのペースだ。トイレを済ませてまた寝てしまう。雪は小降りになっていた。5:30に黒埼到着。5:40に出発しようとすると、サイフがないと言って乗客が探しに出かけるも見当たらず戻ってきた。5:46出発。サイフをなくした乗客のために交代運転士が連絡先を調べたりして、電話をかけさせていた。こちらは磐越道に入った頃にまた寝てしまった。こま切れながらもよく寝るもんだ。起きると7:00。ちょうど会津若松の手前の1車線区間。さすがに寒くなってきて眠れない。カーテンの裏の窓の露が氷になっていた。どんどん坂を登って行くとどんどん冷気が入ってきた。ダウンを足に巻いて温まる。サイフをなくした乗客が電話に出ていたが、どうやら南条で見つかったらしい。やれやれよかった。7:40に郡山インターを流出して、郡山市内の渋滞にはまりながら、郡山駅に8:25に到着した。8:31の磐越西線に間に合って出勤できた。