大阪へ 2014年度 その7 (行き 新幹線とムーンライトながら、帰り 東京特急ニュースター号と新幹線

 2014年8月21日、1ヶ月半ぶりに大阪へ帰宅する。仕事が遅くなるリスクがあったので、遅い時間の新幹線を予約しておいた。前日の当直はとても忙しく、全く眠れなかったので夜行列車にはちょうどよい。2500泳いでから、家で支度をして20:40に出発。21:04の新幹線に間に合ったので、指定席は放棄して10分前のこの列車に乗車する。一番前はガラガラ。しかも、J73編成で電源付き。文句なし。座席ひっくり返して、6人がけにしてくつろぐ。なんせ、車両には4人しか乗っていない。お酒を頂いて、ベロンベロンになっていると宇都宮。結構乗ってくるかと思ったが、数人のみ。ガラガラのまま東京へ。赤羽を過ぎたあたりで、宇都宮線が止まっているのが見えた。人身事故だったらしい。危ないところだった。在来線による東京乗り継ぎは、特にこの人身事故のリスクが高く、できるだけ避けたいところだ。東京につくと、隣にはあのE7系が。写真をとっていると、ラッピングMaxが。時間を潰してから、10番線へ。185系が既に入線していた。22:56にドアが開く。どうやら、方向転換してあるらしく、座席番号が逆さま。自分の席に落ち着くが、その足元の狭さに愕然。暖房が邪魔で全く足が伸ばせない。夜行バスの快適さに比較してこれは酷い。
 23:10出発。高校生くらいのがぺちゃくちゃおしゃべりしていたりと、夜行列車らしい雰囲気。品川、横浜と乗ってきたが隣は空いていた。大船を過ぎたあたりで検札があり、落ち着いたところでお酒を飲み干す。旨い。トイレを済ませて、寝る準備。小田原からも隣は来ず、寝てしまった。起きると静岡に着くところ。また寝てしまった。次に起きたのは隣に人が座った浜松。しかし、また寝てしまう。さすが当直明け。豊橋や熱田の運転停車を少し覚えていたが、はっきり目がさめたのは名古屋だ。しかしうとうとしてしまい、大垣へ。隣が降りる準備をしないので、イライラする。このイライラのせいで、帽子掛けにかけたパンを忘れてしまった。短気は損気だ。大垣で急いで、次の列車に乗車。通路側に着席。久々に足が伸ばせる。うつらうつらしていると米原。ボーっとしていて、のんびりしていると窓際は満席になったので一番後ろまで歩いて行く。途中でトイレを済ませて、相席に座る。半分寝ているので記憶が無い。隣の人が南草津で降りて、窓際に移動すると再び寝てしまった。起きると新大阪。急に目が覚めて、大阪に到着。混雑する関空快速崩れで帰宅した。8時半前には到着できたので、時間的にはプレミアムドリーム329号と遜色ない。
 8月24日、娘に泣かれながら21:50に家を出た。京橋22:07の特急は結構な混雑。この時間になると20分おきなので、京都方面の人は特急に濃縮されてしまう。補助席で狭い思いをしながら枚方市へ。樟葉から正規の席に座れくつろげる。22:48に七条に到着。のんびり歩いて、京都駅へ。トイレを済ませてバス停に行ってみるが、まだ23:15。あと20分遅い列車でも良かったのだが、遜色特急なのでやめたのだ。代わりに、近鉄のバス停に出入りするバスを眺められる。富士山行きのSDIIや東京方面の様々な事業者を見ることが出来た。これから乗るバスはそれらのバスよりも早く東京に到着するのだが、どんな走りをするのか少し不安だ。30分遅れると結構ピンチ。ちょうど富士山行きに乗り遅れた二人の若者が居て、ご愁傷さまだ。旧ツアーバスのところで待っていたのだろうか。23:30にバスがやってきたと思ってバス停に行ってみると、ウィラーのコクーンだった。乗ってみたいが、到着時間が遅すぎ。23:35に東京特急ニュースター号がやってきた。一番後ろの9Aを指定していたが、A, Bの間には荷物がところどころ置かれていて、もう一つの廊下を通って一番後ろへ。9Bが空いていたので、そこから自分の席に滑りこむ。しかし、9Bに人が座ってリクライニングすると、トイレにいけなくなる場所だ。
 フルリクライニングしてくつろぐ。後ろはトイレだし。驚いたのは、10B,Cに客が座っていたこと。本来は、運転士の休憩席のはず。29人、満席で発車。国道1号を忠実にトレースして京都東から高速に入り、新名神へ。少しうとうとすると、土山に。25分ほどの休憩だ。トイレを済ませて、寝る準備を。1:05に出発。ストンと寝てしまった。起きると、5:30。東京料金所だ。5:50に霞ヶ関を出て、5:58に東京駅に到着した。地下を通って、八重洲南口から東北新幹線へ。待っていたのは、L53編成。一番のはずれ編成ではないか。指定された席に座ると、うつらうつら。朝ごはんのパンを食べて、うつらうつら。大宮、宇都宮に止まったことは覚えているが、気づくと新白河を通過していた。慌てて降りる準備をする。14号車の後ろの方は結構な乗車率。二人がけになっているところも多数。13号車を覗いてもそんなところはないから、マルスが14号車を割り当てるのだろう。指定する時は、15号車を指定しておくほうが良いだろう。7:30に郡山に到着。トータル6時間以上は寝ており、疲れが全くなかった。なにより、東京特急ニュースター号の座席の快適さに驚いた。10列車でも、速達性を考えるとこれは有りかもしれない。