大阪へ その6−3

 浜松からは予想通りロングシード地獄。キチキチのロングシートに座らされ、旅情も何もない。しかも混雑。島田で乗り換えて、前が見える車両に乗り少し気分的に楽になった。焼津から静岡までが激混雑。3両では足りないよ。静岡からすこし空いて、隣の人もいなくなってくつろいでいると大雨になった。天候が安定せず、心配である。
 三島まで乗り通したが、疲れた疲れた。論文も半分くらいしか読めなかった。三島で久しぶりに外に出てみる。何もない街であるのは相変わらずだった。三島から熱海までは今回の最大の混雑区間。ラッシュ並みの混雑なのに、折りたたみ自転車が場所を食っていて顰蹙であった。
 熱海で乗り換え。グリーン券を宇都宮まで求めようとしたら、静電気で池袋までになってしまった。一回改札外のみどりの窓口で解除してもらわないとダメで、結局一本乗り過ごした。せっかく新車だったのに。
 熱海から小田原まで東京行きに乗車。ガラガラ。小田原で、湘南新宿ラインにのりかえ。小田原発車時点で2階席が満席に近い状態。これから先が思いやられる。何故か小田原に気仙沼のワンカップを売っており、これを片手に出発。良い気持ちで酔っぱらいながら文献を読んでいると、新川崎でついに全席満席になった。しかも、渋谷、新宿で大量の乗車があり、池袋ではついに通路も通れないくらいの混雑。
 その混雑のまま大宮に。大宮で降車するときには、大変な思いをした。大宮駅では時間が少しあるので、マクドナルドに買い出しに。夕ご飯を買っておく。結局、宇都宮行きにはギリギリの乗車になった。宇都宮行きは、相席になったが、次の土呂で早くも空いてきて、久喜を出る頃には4人掛けを独り占めになった。持ってきた論文は尽き、あとは文庫本を読むのみ。
 宇都宮に到着。次の黒磯行きはまたしても横座り。この夏は3回とも横座りだった。定位置に座り、50分間の苦行。ねてしまえば良かったのかもしれない。黒磯からは、再びボックスシート車。よく考えたら、7月24日の大阪からの帰りと同じ列車だ。郡山には2148に到着。自転車でぶらぶらと自宅到着は2200を過ぎていた。

 この大阪→郡山の料金;2300+750=3050 + 自分の燃費