九州旅行 その10

 鳥栖で降りてどうしようかと悩んだ。予定では、春日に行って泳ごうと思っていた。しかし、折角の九州なのにと思い直した。そこで、羽犬塚行きの快速に乗車。久留米でガラガラになって、建設中の九州新幹線に沿って走行し、羽犬塚に到着。何も無い駅前に愕然。駅の中のおばあちゃんの店で昼飯を購入。おにぎりと弁当。弁当は地元のおかずが一杯。買い込んで、特急に乗車。一番後ろはガラガラ。ご飯を食べていると、有明湾が見えてきた。先程見た雲仙が、遠くに見える。
うつらうつらしていると、熊本への山越え。西南戦争で有名な所らしい。街が近づいて、熊本到着し更に20分走って、新八代に到着。すっかり、お馴染みの乗り換え。4号車が空いているので、迷わずそこへ。携帯電話の充電が可能な席に座る。流石に新幹線は快適。昨日は快晴だった出水は雷雨だった。しかし、鹿児島へのトンネルを抜けると、鹿児島は晴れていた。
再び、みょうばん温泉へ。汗ながして、気分良好。鹿児島中央の駅の中で、焼酎のお土産を漁る。100mlくらいの瓶に入った焼酎が何種類も売られていたので、同僚へのお土産にする。新幹線に乗車。鹿児島ともお別れだ。次にいつ来られるか分からない。センチメンタルな気分だ。16:56鹿児島を離れる。ノンストップで新八代へ。

 30分少々で新八代に着いてしまった。引き続き、特急へ乗り換え、熊本、博多を目指す。お客はすこしづつ増えたが、先頭車はそんなに混まなかった。19:08博多到着。しばらく前まで、竜巻注意報が出ていたらしく、雨が降った形跡があった。ダッシュで地下鉄に乗車。飛行機にチェックインして、19:40に出発のはずだったが、なかなか飛び立てない。20:10にようやく飛び立つ。帰りの777は元JASの機体。横9人で、隣に誰もいなかったので楽が出来た。

 21:20羽田着。荷物が出てくるのをのんびり待って、京急に乗車。急行で行っても、品川に中途半端に到着するので、途中から鈍行でゆったり。22:20に品川に到着。駅前のマクドナルドで夕食。この旅で最も暑かったのがこの東京。折角温泉で汗流したのに台無し。
 23:50まで東京駅のコンコースの冷房の効いたところで待つ。郡山行きの夜行バスは23:59発だ。行ってみるとちょうど入ってきた。おばさんが、僕の席に座っていたので、代わりにおばさんの席に座ることにした。これは大正解。1Aでは前が壁で足を伸ばせないが、2Aだと座席の下に足が伸ばせるのだ。23:59定刻に発車。バスは2席以外は埋まっていた。首都高の入り口にはいるところまでは覚えているが、途中佐野のあたりで一回起きた以外は熟睡。郡山到着30秒前に起きて、4:50に郡山駅に到着。自宅に荷物を置いてから、5:56の磐越西線で出勤した。