大阪へ その20

3月3日、ひな祭りの日、大阪へ旅立つ。とは言っても、仙台での学会があるので仙台経由になる。前日の金曜日に仙台入りし宿泊。夜間は大雪になった。朝、勉強をかねて地下鉄で一回り。仙台市街の雪景色はなかなかのものだ。学会を終えた後、しばらく時間がある上に、一本前の飛行機は既にほぼ満席で予約の飛行機の変更が効かなそうだったので、プールで泳いだり走ったりして時間をつぶす。
 長町まで地下鉄で出て、13:40発の仙台空港行きに乗車。590円也。混雑していたが、杜せきした駅でガラガラになった。仙台空港に着くと、多くの人はANAに搭乗していってしまった。約一時間時間が空いたので、長町で買ったマクドナルドでお腹を満たす。その後とても喉が渇いて難渋してしまった。14:30に大阪からのエンブラエルE170が到着。とても小さな飛行機だ。それと入れ違いに、全日空Air Doの737が離陸していった。搭乗は14:47。通路が一本で、後ろの方をアサインされていたのでのんびり搭乗。60%くらいの乗車率。CAさんは男と女。女性の方はかなり可愛い。定刻に仙台空港を出発。離陸の加速が非常に良く、こぎみよい。座席は革張りで、足下の広さにも問題はない。ちょうどつばさの部分の窓際だったが、意外と良く外が見える。太平洋沿いを南下して、戦闘機のように右旋回して猪苗代湖へ向かう。回頭性が良い飛行機だ。猪苗代湖の上でまた左旋回して知多半島に向かう。しばらく休んでいると、八ヶ岳や乗鞍、御嶽山が見えてきた。遠くには北アルプスも見える。ちょうど原村の上空を飛んで伊那盆地に抜けていく。富士山が見えますよとCAさんから言われて反対側を見ると、綺麗に見えた。あめ玉とジュースをもらいくつろいでいると、三重県上空。セントレアが遠くに見え、ゴルフ場が沢山眼下に広がる。そしてゆっくりと高度が下がり奈良県上空へ。ここまで来るといつもの景色だ。生駒山の上から鶴見緑地公園上空へ右旋回し高度を下げる。普段の777で降りるコースより若干右寄りだ。自宅の真上を飛んで阪急線の高架が見えたと思ったら着陸だった。15番スポットに到着。降りてから、空港の外に出るまでが遠かった。16:25到着。

 伊丹空港から蛍池の駅まで歩く。パソコンが重く、ノロノロ歩きだ。16:50の急行に飛び乗るが混んでいたので豊中で次の普通列車に乗り換えて座って梅田へ。17:10頃梅田に到着。子供がおひな様のケーキが食べたいと言っていたので、大阪駅の駅地下でケーキを仕入れて環状線で帰宅。18:00を過ぎていた。
 翌3月4日、子供達とたっぷり遊んでから、17:45に自宅を出発。大和路快速大阪駅に出て、18:10発の宝塚行きの急行に乗車。蛍池には18:25に到着。関西だと、休日のこの時間でも急行に待たずに座れるのに感激した。蛍池からテクテクと歩き、伊丹空港には18:40に到着。地上係員の素晴らしい対応で、座席をアサインしてもらう。73Hの後ろの方の通路側。満席故、通路側が安心だろう。45分間ANAの13番スポット付近で日本酒を飲みながらくつろぎ、14番スポットの飛行機に19:25に搭乗。満席故に出発が3分遅れた。その影響でなかなか飛び立てず、飛び立ったのは19;55頃になった。ジェット気流に乗って対地速度は800キロを超え、仙台空港には20:55に到着した。到着前の気流が極めて良く、着陸の振動を降下の時の振動と勘違いしたくらいだった。で、ここからが地獄だった。南仙台までの540円の切符を購入し、仙台空港アクセス線へ。21:10に乗車。なんと、20分以上動かない。どんどん混雑してきて、立ち席有りで出発。21:57にようやく仙台に到着。駅の中のパン屋でパンを購入して夕食にすることにした。新幹線ホームに上がると、22:17発のやまびこがちょうど入線してきた。8号車に乗り、夕食を食べるが、パンがちっとも美味しくない。硬い上にパサパサ。通りで売れ残っていたわけだ。お腹いっぱいになってちょっと寝ると郡山に到着。
 行き;4300(郡山仙台新幹線) + 580(長町仙台空港) + 29300(仙台空港伊丹空港) + 220(蛍池梅田) + 160(大阪環状線) 帰り;4300 + 540 + 29300 + 220 + 160