能登号の思い出

本日で能登号が廃止になるらしい。10年ほど前、所用で金沢に行ったときに往復乗車した覚えがある。行きの福井行きは、高崎線の最終列車を兼ねていて、桶川あたりまでは先頭車も混雑した。その後は座席をひっくり返して眠った覚えがある。起きてみると、逆向に走っていてびっくりしたのだった。フルマラソンを走った数日後だったので、何をするにも筋肉痛で難渋し、反対方向に座り直さなかったのも良い思い出だ。金沢に着いてから、兼六園まで歩いて行ってみたが、意外と遠くて大変だった。所用を済ませて、小松から再び能登号に乗車して東京に帰ってきた。行きと比べて、帰りの列車はもっとがらがらだった。所用を済ませてから能登号に乗るまでの記憶が全くないのが不思議だ。きっとお酒を飲まされたのだろう。